浪速 魂 見せ たる わい
- cindy229turner42
- Oct 8, 2022
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【えろまんが】町内会温泉旅行で泥酔している旦那の隣で会長の不倫チンポに中出しされ喘ぎ続ける若妻 古事記物語 古事記物語 鈴木三重吉 目次 一 世界ができたそもそものはじめ。 まず天と地とができあがりますと、それといっしょにわれわれ日本人のいちばんご先祖の、天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)とおっしゃる神さまが、天の上の高天原(たかまのはら)というところへお生まれになりました。 そのつぎには高皇産霊神(たかみむすびのかみ)、神産霊神(かみむすびのかみ)のお二方(ふたかた)がお生まれになりました。 そのときには、天も地もまだしっかり固(かた)まりきらないで、両方とも、ただ油を浮(う)かしたように、とろとろになって、くらげのように、ふわりふわりと浮かんでおりました。 その中へ、ちょうどあしの芽(め)がはえ出るように、二人の神さまがお生まれになりました。 それからまたお二人、そのつぎには男神(おがみ)女神(めがみ)とお二人ずつ、八人の神さまが、つぎつぎにお生まれになった後に、伊弉諾神(いざなぎのかみ)と伊弉冉神(いざなみのかみ)とおっしゃる男神女神がお生まれになりました。 天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)はこのお二方の神さまをお召(め)しになって、 「あの、ふわふわしている地を固めて、日本の国を作りあげよ」 とおっしゃって、りっぱな矛(ほこ)を一ふりお授(さず)けになりました。 それでお二人は、さっそく、天(あめ)の浮橋(うきはし)という、雲の中に浮かんでいる橋の上へお出ましになって、いただいた矛(ほこ)でもって、下のとろとろしているところをかきまわして、さっとお引きあげになりますと、その矛の刃先(はさき)についた潮水(しおみず)が、ぽたぽたと下へおちて、それが固(かた)まって一つの小さな島になりました。 お二人はその島へおりていらしって、そこへ御殿(ごてん)をたててお住まいになりました。 浪速 魂 見せ たる わい そして、いちばんしまいに、とかげの形をした、いちばん大きな本州をおこしらえになって、それに大日本豊秋津島(おおやまととよあきつしま)というお名まえをおつけになりました。 これで、淡路の島からかぞえて、すっかりで八つの島ができました。 ですからいちばんはじめには、日本のことを、大八島国(おおやしまぐに)と呼(よ)び、またの名を豊葦原水穂国(とよあしはらのみずほのくに)とも称(とな)えていました。 こうして、いよいよ国ができあがったので、お二人は、こんどはおおぜいの神さまをお生みになりました。 それといっしょに、風の神や、海の神や、山の神や、野の神、川の神、火の神をもお生みになりました。 ところがおいたわしいことには、伊弉冉神(いざなみのかみ)は、そのおしまいの火の神をお生みになるときに、おからだにおやけどをなすって、そのためにとうとうおかくれになりました。 伊弉諾神(いざなぎのかみ)は、 「ああ、わが妻の神よ、あの一人の子ゆえに、大事なおまえをなくするとは」とおっしゃって、それはそれはたいそうお嘆(なげ)きになりました。 そして、お涙(なみだ)のうちに、やっと、女神のおなきがらを、出雲(いずも)の国と伯耆(ほうき)の国とのさかいにある比婆(ひば)の山にお葬(ほうむ)りになりました。 女神は、そこから、黄泉(よみ)の国という、死んだ人の行くまっくらな国へたっておしまいになりました。 伊弉諾神(いざなぎのかみ)は、そのあとで、さっそく十拳(とつか)の剣(つるぎ)という長い剣を引きぬいて、女神の災(わざわい)のもとになった火の神を、一うちに斬(き)り殺してしまいになりました。 しかし、神のおくやしみは、そんなことではお癒(い)えになるはずもありませんでした。 神は、どうかしてもう一度、女神に会いたくおぼしめして、とうとうそのあとを追って、まっくらな黄泉(よみ)の国までお出かけになりました。 二 女神(めがみ)はむろん、もうとっくに、黄泉(よみ)の神の御殿(ごてん)に着いていらっしゃいました。 すると、そこへ、夫の神が、はるばるたずねておいでになったので、女神は急いで戸口へお出迎えになりました。 伊弉諾神(いざなぎのかみ)は、まっくらな中から、女神をお呼(よ)びかけになって、 「いとしきわが妻の女神よ。 おまえといっしょに作る国が、まだできあがらないでいる。 どうぞもう一度帰ってくれ」とおっしゃいました。 すると女神は、残念そうに、 「それならば、もっと早く迎えにいらしってくださいませばよいものを。 私はもはや、この国のけがれた火で炊(た)いたものを食べましたから、もう二度とあちらへ帰ることはできますまい。 しかし、せっかくおいでくださいましたのですから、ともかくいちおう黄泉(よみ)の神たちに相談をしてみましょう。 どう
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